使える表現

【ビジネス英会話フレーズ】「後悔の気持ち」「軽い非難」を表すフレーズ

BBTオンライン(BBTO)の教材から学べるビジネス英会話フレーズをお届けします。
※本内容は、メルマガvol.77(7月19日)の内容です。

【今週のPICKS】
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◆ビジネスコース:レベル7-9(3/3)◆
※ TOEIC目安: 730 ~
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【登場人物】
Walter:経理スタッフ
Andrew:Walterの上司

【シーン】
Walterは、マネージャーのAndrewに緊急ミーティングで呼び出された
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では、早速会話を見てみましょう!

▼音声教材はこちら

※今回の会話は、1分3秒~最後までの内容です。

(Andrew)
Walter, I gave you my private mobile number for emergencies.
If you had called me on my mobile, I would have handled this from Bali.

(Walter)
(sigh) I know. If I hadn’t left the number at home, I would have called you
before the deadline.
I didn’t want to call you after the deadline because if
I had called you after the deadline, you would have gotten angry.

(Andrew)
Walter! What difference does it make?!

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TODAY’S PHRASES (今日のフレーズ)

今回は、後悔の気持ち・軽い非難を表すフレーズをピックアップ

If you had called me on my mobile, I would have handled this from Bali.

▼ I would have ~
「(もしあのとき~だったら)~していただろう」

“would have”は、過去を振り返り、そのときに果たせなかったことについて、後悔の気持ちを表すようなときに、よく使われるフレーズです。

過去を振り返って『あのときこうだったら』または『こうではなかったら』と仮定の話をして、そのうえで「~していたのに・~だったのに」と後悔の念や願望を表すようなニュアンスで使われます。

余談ですが、日本語に「タラレバ」という言葉がありますよね。
英語にもこれに近い“Woulda, coulda, shoulda”という俗語があるのですが、いわゆる「タラレバ話」ばかりしている人に対し、「ああだったら、こうだったらと言っていても仕方ないよ」と、たしなめるようなニュアンスで使われます。

What difference does it make?!

▼ What difference does it make?
「それがどうしたというのか」「同じことだ」

このフレーズは、相手が言い訳などを述べたときに、軽く非難するようなニュアンスで使うことができます。

“make a difference”には「違いを生じる」という意味合いがありますが、 “What difference does it make? (どんな違いが生じるんだ?)”と言い表すことで「同じことだ」「それがどうしたっていうんだ」と、相手の発言を咎めるようなニュアンスを表現できます。

いくつか類似表現もご紹介しましょう。
・What’s the difference?
・That doesn’t make a difference.
・It makes no difference to me. 
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【日本語訳】
Andrew:Walter、緊急用に私用の携帯番号を渡しましたよね。携帯電話に連絡をくれていたら、バリからでもこの件を対処していたのに。

Walter:(ため息)わかっています。家に番号を置いてこなければ、締切前に電話していたと思います。
もし締切後に電話をしたら、きっとお怒りになると思ったので、締切後に電話をしたくなかったのです。

Andrew:Walter!それがどうしたというんですか!?
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