使える表現

「よくわかった」「手に負えない」ことを表すフレーズ

BBTオンライン(BBTO)の教材から学べるエッセンスフレーズをお届けします。
※本内容は、メルマガvol.60(3月22日)の内容です。

【今週のPICKS】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ビジネスコース:レベル7-14(2/3)◆
※ TOEIC目安: 730 ~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【登場人物】
Edger:  製薬会社の人事部長
Sho: 製薬会社の社員

【シーン】
二人は会社の新しいルールについて話し合いをしている
____________________

では、早速会話を見てみましょう!

▼音声教材はこちら

※今回の会話は、50~1分12秒までの内容です。

【会話】
(Sho)
Well, how about changing that rule a little bit?

(Edgar)
How?

(Sho)
Instead of the rule saying “you must lock your system every time
you leave your desk,” have it say “you have to lock your system
if you’ll be away from your desk for more than 5 minutes.”

(Edgar)
Sho, I realize the position you are in, and I’m sorry, but this is over my head.

(Edgar)
I understand how you feel Sho, but we’ve had some
security breaches recently and there is really nothing I can do about it.

____________________

TODAY’S PHRASES (今日のフレーズ)

今回は、「よくわかった」「手に負えない」ことを表すフレーズを2つピックアップ

Sho, I realize the position you are in.

▼ I realize ~
「~をよく理解した・よくわかった」

このフレーズは、相手の立場や状況・意見などを十分に
理解・認識したことを伝えるときに使われる表現です。

理解を示すフレーズはいろいろとありますが、
“I realize”は、事実などを「認識した」「了解した」
「悟った」というようなニュアンスで使われます。

なお、“I realize that you are in a difficult position.”
のように、that節を用いて表現することもできます。

This is over my head.

▼ over one’s head
「手に負えない・わからない」

“over one’s head”は、問題が難しかったり状況が複雑だったりして、
自分が対応できる範疇を超えている、あるいは、理解できないことを表し、
「手に負えない」「わからない」のようなニュアンスで使われる慣用表現です。

体のパーツを使った慣用句は、日本語でもたくさんありますよね。
英語も同様ですが、“head”を使った他の慣用句の例もいくつかご紹介しましょう。

・keep one’s head down:自重する
・count heads:(出席者などの)人数を数える
・from head to toe:すっかり・完全に
____________________

【日本語訳】

Sho:では、少しだけルールを変えるのはどうでしょうか?

Edgar:どうやって?

Sho:『デスクから離れる時は毎回システムをロックしなくてはならない』
というルールの代わりに、『5分以上デスクから離れるときは、システムを
ロックしなくてはならない』というルールにするんです。

Edgar:Sho、君が置かれている状況はよくわかったよ。それでも
申し訳ないけれど、これは私の判断できる範疇を超えているんだ。
____________________

<このブログをご覧の方におすすめ>

Eメールアドレス登録(無料)だけでフレーズや単語等の新着情報などが届きます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事