使える表現

【ビジネス英語】アドバイスの際に使える有効なフレーズ

BBTオンライン(BBTO)の教材から学べるエッセンスフレーズをお届けします。
※本内容は、メルマガ『3分 de ビジネス英会話』vol. 9(3月30日)でご紹介したものです。

【今週のPICKS】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ ビジネスコース:レベル5-16 (1/2) ◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

___________________

【登場人物】
Patrick: 製薬会社の社員
Asuka: 製薬会社で働くインターン

【シーン】
製品マネージャーであるPatrickは、インターンの
Asukaと日本に行く際のエチケットについて話している。

____________________

では、早速会話を見てみましょう!

【会話】
____________________

(Patrick)
Hey, Asuka. Could I ask you about how some things work in Japan?
I will be going to Osaka next week, and I don’t know how to act
when I’m there.

(Asuka)
Sure, Patrick. First, you should bring business cards
as you will be giving out many of them.

(Patrick)
Why do I have to bring so many?
I thought I only needed them for my meetings!

(Asuka)
In Japan, we also give our business card when meeting someone new.
It’s like shaking hands in Japan.

━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━
TODAY’S PHRASES(今日のフレーズ)
━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━
今回は、アドバイスの場面で便利な表現を2つピックアップ!

****************************************
First, you should bring business cards
as you will be giving out many of them.
****************************************
▼You should + 動詞
「~した方がよい」

—-<TIPS>—————————–
アドバイスをする場面で”should”は、「~した方がよい・~したらいいでしょう」
というような「助言」や「提案」のニュアンスで使われます。

「~しなければならない」というニュアンスの”must”と比べると、強制力はやや弱い響きです。

なお、日本語でも同じですが、アドバイスをする際は言い方に気を付けないと
「上から目線」に響いてしまう可能性があります。また、”should”には
「忠告」や「義務」の意味合いもあるため、よりやわらかく助言したい場面では、

“It might be good to…(~すると良いかもしれない)”
“It might be a good idea to…(~するのは良い考えかもしれない)”

などの婉曲表現を用いたほうが、控え目に表現することができるでしょう。
—————————————

****************************************
Why do I have to bring so many?
****************************************
▼ Why do I have to + 動詞
「どうして~しなければならないのか?」

—-<TIPS>—————————–
“have to”は、規則や状況などの“外的な要因”に基づいて
「~しなければならない」「~する必要がある(と感じる)」
というような「義務感・責任」を表すときに使うことができます。

自分の意思とは関係なく、外的要因に基づいて「~しないといけない」
という義務感を表現することができますが、会話でも、
「名刺を持っていった方がいいよ」というアドバイス(外的要因)に対し、
義務感を感じ、”Why do I have to…?(どうしてそんなに・・・?)”と、返答していますね。

なお、自分の意思に基づいて「~しなければ・~する必要がある」と
表現したいときは “need to~”を用いましょう。
—————————————
____________________

▼日本語訳
____________________

Patrick:ちょっといいですか、Asuka。
日本での物事の仕組みについて聞いてもいいですか?
来週、大阪へ行く予定なのですが、向こうにいるときに
どう振舞ったらよいのか、わからないんです。

Asuka:もちろんです、Patrick。まず、たくさん配ることに
なると思うので、名刺を持っていった方が良いです。

Patrick:どうして、そんなにたくさん持っていかなくては
ならないんですか? ただ会議のために必要なだけだと
思っていたのですが。

Asuka:日本では新しい人に会う時も名刺を渡すのです。
日本では握手をするようなものです。

____________________

BBT GLOBALは100%オンラインで完結する2つの英語学習プログラム「実践ビジネス英語講座 PEGL[ペグル ]」、「BBT オンライン英会話」を提供します。
単なる英語習得で終わらない、世界を舞台にビジネスをするための「グローバルコミュニケーション力」が身につきます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事