ロンドン通信

ロンドン生活スタート(直後の感動と苦労)!-ロンドン通信vol.1-

渡英前、パラレルキャリアで活躍している友人が
「私、今更だけどブログ始めたのよ。自分の記録を残したいと思って。小根森さんもロンドン生活ブログに書いてよ、私読みたいわ!」
と送別の言葉をかけてくれました。

一般人の私のブログにニーズがあると思えず躊躇していたところ、BBTオンライン英会話の方から
「小根森さん、ロンドン来て感じたこととか、ざっくばらんにブログ書いてみない?」
とお声掛けいただき、ブログを書くにふさわしいタイミングなのだろうかと喜んでお引き受けし、ブログを投稿させていただく運びとなりました。

改めまして。小根森純子と申します。
私の海外経験といえば、中3でオレゴン、高1でロンドンの各2週間のホームステイと海外旅行のみ。
パナソニック在籍時、英語で仕事をした経験はゼロ。もちろん海外出張もゼロ。
「いつか英語ができるようになりたい」と長年思いながらも、その「いつか」が訪れるための努力はほぼ皆無。
夫のロンドン転勤が決まったと聞いたとき、
「やったー!ロンドン行ったら英語できるようになるー!」
と大喜びし、長年願った「いつか」がようやく訪れると信じて、迷わずロンドン行きを決めました。

ロンドンに来て現在5か月が経ちました。私の考えは極めて安直な思い込み以外のなにものでもありませんでした。ロンドンで生活するだけでは一向に英語は上達しません!

役所の統計によれば、日本人の海外在住比率は全人口の約1%程度だそうです。
このブログで何をテーマに書くか思案しましたが、海外生活している日本人が思いの外少ないことから、ロンドン生活を通じた学びや気づきを率直に綴ることにしました。
時折、ロンドンで活躍している日本人のインタビューも交える予定です。
ご関心あるテーマをお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非お寄せください。

さて、本日は、ロンドン生活スタート時の感動と苦労を徒然なるままに。

私が特に感動した3つはこれ

1)London is a multicultural city.

渡英前、就職面談対策のため受講したSkype英会話レッスンで、先生に
「ロンドンに興味ある?」
と聞かれました。
「人種も文化も宗教も価値観も多様で、日本のモノカチャーとは異なる(どうのこうの)」
と長々説明したら、
「London is a multicultural city.と表現したらいいよ」
と教えてくれました。

ロンドンはまさにmulticultural。通勤中、食事中、買い物中、至るところで先生から学んだフレーズが頭に浮かびます。


デパート内のカフェ、人種がとにかく多種多様


白人・黒人・黄色人、様々な肌の色のためにファンデーションが充実


スーパーではハラルも充実

ニューヨークも同じくらいmulticulturalだろうと思うのですが、両都市で生活経験のある友人たちは口を揃えて
「ニューヨークよりロンドンのほうが、英語以外の言語で話すことに寛容(誰も気に留めない)」
といいます。

Multicultural city、とても居心地が良いです。

2)British English

テキストやガイドブックで見かける「米語と英語の違い」をリアルに見られるのも感動です。
写真の中に赤丸でつけたものがBritish Englishです。皆さん、これらはAmerican Englishでは何と表現されるかお分かりになりますか?





正解は、trousers(英)=pants(米)、queue(英)=line(米)、lift(英)=elevator(米)、biscuit(英)=cookie(米)、crisps(英)=chips(米)、sweets(英)=candy(米)。他にも街中にたくさんの違いがあります。

3)弱者に親切

ロンドンでは、電車やバス、LCCを含む飛行機に、多くのベビーカーや車いすが乗車します。日本で、銀座線のラッシュのなかバレリーナのような片足立ちで電車通勤していた私には、ロンドンのラッシュ時にベビーカーや車いすが乗車することへの乗客の寛大さがとても新鮮でした。床の上でゆったり寝ている犬もいます。犬のために乗客は当たり前のようにスペースを空けます。
それから、私のように英語力に問題がある人に対しても、親切な方が多いです。表現を変えてくれたり、ゆっくり話してくれたり。街中で「大丈夫?」「手伝おうか?」と声をかけてもらえることもあります。
日本でマイノリティを感じることが少なかった分、ロンドンで感じるマイノリティ感は甚大です。マイノリティになって初めて気づくことも多く、この経験は私の価値観を大きく変えるものでした。これについては、またいずれ。

逆に、苦労した3つはこれ。はじめ2つは英語力の問題です。

1)スーパーにある食材が何か分からない

スーパーにずらっと並ぶ食材。
日本と形の似ているものは何か推測できても、形が異なり英語も分からないと、もはやお手上げ。
食材選ぶより単語調べる方が大変です。


これいわゆるzucchini、courgetteはBritish English


leeksはネギらしいが、looseというのは何だろう
butternut squash、カボチャの一種とわかっても、レシピが全く思い浮かばず(→単語のみならずレシピも検索する必要あり)


swedeもBritish English、American Englishはrutabaga、でもどっちにしろ何だかよく分かりません


AlbacoreとYellowfin、具体的に何がどう違うのでしょう


牛肉ステーキは種類が多すぎ、見た目だけでは判断不能
しかし、各部位の英単語を一つ一つ読むのもこれまた大変

2)保護者同士のグループチャットでおいてけぼり

息子の学校の保護者間コミュニケーションはWhatsAppのグループチャット。1対1でも英語で読む・考える・書くに時間がかかるのに、十数人でのやり取りとなると、それはもう大変。一人目の投稿を読んでいるうちに、次々みんなが投稿しはじめ、私が投稿する頃にはもうすでに次の話題に移る…
日本にいたころ、それなりにコミュニケーション力があると自負していましたが、言葉の壁で完全に自信喪失。

3)住所証明するものがない

銀行口座を開く際などに、住所証明が求められます。
・ドラえもんのポケット並に便利だった日本の運転免許証のようなものはない。(国際免許証は一切役立たず)
・公共料金振り込み証明を出せと言われても、夫の名前で郵送されてくるので私の証明にならない。
・就労先が発行する住所証明で良い言われても、休職中のために得られない。
住所証明書がないと、自分が不安定な存在のような気がします。

日が経つにつれて、感動や苦労の内容も異なってきますので、これらは改めて紹介させていただきます。

【筆者プロフィール】

小根森純子。大学卒業後、松下電器産業(現パナソニック)入社。ロンドン転勤の夫に帯同するため、2019年8月退社。同年10月より英系法律事務所にて勤務開始。
TOEIC790点。二技能かつ選択問題のためそれなりの点数に見えなくもないが、実力的には600点程度と予想。仮に四技能の試験になれば恐らく400点程度。聞く・話すが極めて苦手。
夫・息子(14歳)との三人暮らし。家族・友人・旅行・グルメが大好きで、蛇とネガティブが大嫌い。

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