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カタカナ英語に要注意!-(駅の)ホーム

気をつけなくてはならない和製英語をご紹介するシリーズ、今回は「(駅の)ホーム」です。

日本語で「(駅の)ホーム」といえば、もちろん駅で電車を乗り降りする場所のことですよね。

しかしこの「(駅の)ホーム」、和製英語なので英語で”home”と言っても通じません。

英語の”home”は「家・家庭・故郷・生息地・本部」など複数の意味を持ちますが、「(駅の)ホーム」は含まれていないのです。

今日は「(駅の)ホーム」をはじめとする、駅に関連する正しい表現を確認しておきましょう。

ホーム

まず英語で「(駅の)ホーム」を表現する時には、”platform”・”railway platform”・”station platform”などの単語を使います。

例)I waited on the platform for the train to arrive from Boston.
(ホームでボストンからの電車の到着を待っていた)

“platform”の後半の「フォーム」の音だけが「ホーム」となって日本語で使われるようになったのでしょうね。

しかし英語で”platform”を”form”と略すことはないので、「(駅の)ホーム」のつもりで”form”と言っても同じく通じないので気をつけてください。

また、電車の発着場所を表現するには”track”を使うのも一般的です。

例)The 9:15 express train leaves from track 1.
(9:15分の急行電車は1番線から発車する)

しかしこの”track”、厳密には「線路」の意味ですので日本語にすると「~番ホーム」よりは、上記例文の通り「~番線」の方が正確ということになります。

“platform”は人の乗降場所、”track”は電車が走る線路ということです。

最後に、「駅」といえば”station”で間違いありませんが、”station”も”TV station”・”police station”のように「局・署」など色々な意味を持つ単語ですので、道を尋ねる時には「電車の駅」であることを明言した方がよいこともあるでしょう。

例)How can I get to the nearest railway/railroad/train station?
(一番近い鉄道駅にはどうやったら行かれますか?)

「地下鉄の駅」であれば”metro station”・”subway station”となります。

駅に関する正しい英語表現、ぜひ覚えておいてください。

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