ビジネス英語情報

ビジネスで頻出の英熟語-On the dot

ビジネスで役立つ英熟語をご紹介するシリーズ、今日は「On the dot」です。

「点の上」ってどういうこと!?

On the dot

意味)
on the dot – ①~時ちょうどに ②時間通りに

例①:“Mr. Smith arrived at three on the dot.”
(スミスさんは3時ちょうどに到着しました)

例②:“The meeting will start on the dot.”
(会議は時間通りに始まります)

この熟語の”dot”(点)とは、時計上の点(”分”を表す60個の点)を意味します。

それらの点と長針の位置を比較した時、精密な時計だと00秒の時にだけ点と長針が重なりますよね。

つまり、長針が点の上にくる=”on the dot”な状態のわけです。

そのようなところから、”on the dot”は「~時ちょうど」、またそこから「時間通りに」の意味でも使われるようになったようです。

使い方は、①「~時ちょうど」の意味で使う時には上記例文①のように時間の直後に置くのが一般的ですが、”of”を使って時間の前に置いても間違いではありません。

例)“Mr. Smith arrived on the dot of three.”
(スミスさんは3時ちょうどに到着しました)

一方、②「時間通りに」の意味で使う時には、通常文末に置かれます。(上記例文参照)

ところで、同じ「~時ちょうど」を意味する日本語に「~時ジャスト」または「ジャスト~時」というのがありますが、この「ジャスト」は和製英語であり、英語で以下のような表現は出来ないので要注意です。

例)
דMr. Smith arrived at three o’clock just.”
דMr. Smith arrived at just three o’clock.”
○“Mr. Smith arrived at three o’clock on the dot.”

“on the dot”以外では”exactly”(時間の前に配置)または”sharp”(時間の後に配置)が使えますので、一緒に覚えておくと良いでしょう。

例)
○“Mr. Smith arrived at exactly three o’clock.”
○“Mr. Smith arrived at three o’clock sharp.”

最後に、同じ”dot”を使った熟語に”Dot the i’s and cross the t’s” というのもありますが、こちらは過去のブログで一度取り上げていますので、ぜひそちらをご覧ください。

“on the dot”と時間に関わる英語表現、ぜひ覚えておいてください。

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