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ビジネスで頻出の英熟語-In a New York minute

ビジネスで役立つ英熟語をご紹介するシリーズ、今日は「In a New York minute」です。
「ニューヨークの1分で」ってどういうこと!?

意味と例文

 意味)
in a New York minute – あっという間に、すぐに
例)
I would make a deal in a New York minute if the right offer came along.
(いいオファーがあればすぐにでも契約するつもりなのに)

熟語の由来

この熟語は、1960年代にアメリカのテキサス州で生まれたもので、「テキサスの人が1分かけてすることを、ニューヨーカーはあっという間にやってしまう」という考えが元になっているそうです。
ステレオタイプではありますが、ニューヨークでは何事も早いペースで進むイメージがありますので、覚えるのは簡単ですね。
かつてアメリカの有名な深夜番組の司会者であったジョニー・カーソンは”New York minute”について、「マンハッタンの信号が青に変わってから、後ろの車の運転手が(早く行けと)クラクションを鳴らすまでの時間」と表現したそうです。
実際どのくらいでクラクションを鳴らされるのかは分かりませんが、とにかく「すぐに」ということのようです(笑)。

使用にあたって

使い方としては”minute”(分)の部分を”time”(時間)・”second”(秒)にしても同じ意味で使えます。
例)
I’ll have the document ready for you in a New York time.
(すぐにその書類を用意しますよ)
I’ll do it in a New York second.
(すぐにやります)
辞書では”INYM”が”in a New York minute”の略語として紹介されていますが(”as soon as possible”を”ASAP”と略すのと同じ要領ですね)、その略語がどれだけ通じるかは微妙なところです。
いずれにしても、”in a New York minute”も略語”INYM”もカジュアルなアメリカ英語であることは間違いないので、自分で使う時には相手や場面を選ぶようにしましょう。
“in a New York minute”、ぜひ覚えておいてください。

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