学習ガイド
マネジメントコースの教材
マネジメントコースの教材は、「ただ伝える」だけでなく、論理やニュアンスを備えた戦略的なコミュニケーションスキルを養成するよう設計されています。
課題解決に向けて、講師と筋書きのない会話を展開
各レッスンは、次の5つのパートで構成されています。
- 1 プロブレム(Problem=課題)
- 2 ゴール(Goal=習得するべき表現)
- 3 リフレクション(Reflection=留意事項)
- 4 プラクティス(Practice=演習)
- 5 ソリューション(Solution=解決)
パート毎に課題の理解を深めながら進み、解決策を見出すことでレッスンを完了させます。
管理系-人材と人事2-「不正行為を理由に解雇する」を例に、各パートを順にご説明していきましょう。
このレッスンでは、人事担当役員としてのあなたが、米国西海岸の営業部上級課長から、彼の部下を解雇する依頼のEメールを受信するところから始まります。
あなたは問題社員の、解雇に値する事実を元に本人と対峙し、解雇を言い渡します。
解雇に際してのランゲージポイント・ニュアンスポイント・ターゲットフレーズを学ぶと共に、心構え・マナーなども付随的に学びます。
1.プロブレム(Problem=課題)
ここでは場面の背景情報を提供し、そのレッスンで解決すべき課題(タスク)が理解できているかを確認。受講生に明確な目標意識を持たせます。
Problem Overviewにて課題(タスク)が舞い込み、Problem Breakdownで更に詳しい状況設定が説明されます。
2.ゴール(Goal=習得するべき表現)
ここではレッスンでの学習ゴールと修得すべきフレーズを明示し、受講生に意識付けします。
3.リフレクション(Reflection=留意事項)
ここでは重要でありながら読み取りにくいニュアンスポイントと文化の違いによる注意点を解説。その状況におけるマナーや適切な言葉使い・言い回しなどを学びます。
4.プラクティス(Practice=演習)
ここではいくつかの事例でロールプレイ演習。これまでに学んだ内容の定着を確認します。
5.ソリューション(Solution=解決)
ここではこのレッスンで学習したフレーズ・ニュアンスポイントなどを駆使し、まとめのロールプレイ演習で総仕上げをします。