使える表現

"I wish I could, but I’m afraid I have…"

BBTオンラインのレッスンで使用している教材の中からビジネスに役立つフレーズをご紹介するシリーズ、今回のフレーズは”I wish I could, but I’m afraid I have…”です。
実際どのように役立つのか、レッスンを受けている気分で一緒にみていきましょう。

“I wish I could, but I’m afraid I have…”

意味:
「~できると良いのですが、あいにく~があって~できません」

役立つ場面:
社交行事などへの誘いを受けた時に丁寧に断るために
使えるフレーズです。

ポイント:
ビジネスの場で社交行事などへの誘いを受けた時、
快諾するのは簡単ですが、断るのは難しいものです。

しかし断らざるを得ない場面では、曖昧な返事をせず、
しっかりと断らなければならないのは日本語でも
英語でも同じです。

相手も準備が必要なはずですから、断りにくくても
早めに伝えるのが礼儀です。

さてその断り方ですが、
“I can’t come to the party.”
(そのパーティーには出席できません)
のようにストレートに伝えたのでは、
あまりにぶっきらぼうで、相手に失礼です。
これでは気分を害されても仕方ありません。

「しっかりと断る」と言っても、「断り」の意思を
丁寧に伝えることが大事で、ただストレートに断れば
よいということではないのです。

ではどのように断ればよいかと言えば、
ポイントは次の2点です。
1.「本当は出席したいのですが..」という、残念に思う気持ちを伝えること。
2.出席できない理由を伝えること。(本当の理由でなくても可)

それらを踏まえたのが今回のフレーズ
“I wish I could, but I’m afraid I have…”です。

冒頭の”I wish I could”は”I wish I could join you”
などを省略した形で、”wish”はお馴染みの仮定法で
「出席できればよいのですが(実際はできない)」
の意味となりますので、出席できなくて残念に思う
気持ちと断りの意思を同時に伝えることができるのです。

さらに”but I’m afraid I have (to do something/
other plans/something to do)”と続けることにより、
自然な流れで理由を添えることができます。

“but I have…”としてもよいのですが、”I’m afraid”
を挿入することで、「あいにく..」と残念な気持ちを
もう一度加えることができるので、言い回しとしては
更に丁寧になるのです。

例)
A: We’re having a BBQ next Saturday. Would you like to come?
(今度の土曜日にBBQをやりますが、いらっしゃいませんか?)
B: Next Saturday? I wish I could, but I’m afraid I have to go to my best friend’s wedding on the day. I’m sorry.
(土曜日ですか? ご一緒できるとよいのですが、あいにくその日は親友の結婚式に参列するので参加できません。すみません。)
A: Oh, that’s okay. Maybe next time!
(構いませんよ。では次の機会にぜひ!)

如何でしたでしょうか。

相手からの誘いを断る時には
“I wish I could, but I’m afraid I have…”を
ぜひご活用ください。

※今回のフレーズはマネジメントコースの
事業系・レッスン16「晩餐会」から引用

※BBTオンラインのレッスンはビジネス英語に特化しており、
ビジネスにおける様々なシチュエーションで求められる
微妙なニュアンスの使い分けまで学んでいただけるよう
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