使える表現

【ビジネス英語】議題に沿った円滑な会議を進めるためのフレーズ

BBTオンライン(BBTO)の教材から学べるエッセンスフレーズをお届けします。

【今週のPICKS】
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◆ ビジネスコース:レベル6-19 (2/2) ◆
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【登場人物】
Joji: アパレルメーカーのCEO
Jean-Paul: アパレルメーカーのデザイナー
Mr. Miura: アパレルメーカーのファブリックエンジニア

【シーン】
CEOのJojiは、スタッフミーティングでアジアの
新支店の場所について話し合いをしている。

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では、早速会話を見てみましょう!

【会話】
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(Joji)
Thank you, Jean, but we don’t have time to discuss the US location today.
We really need to stick to the agenda. Mr. Miura, do you have anything to add?

(Mr. Miura)
Well, Singapore might be more convenient, but also more expensive.

(Jean-Paul)
I’m really disappointed that you are not considering my proposal for a US
store!

(Joji)
Jean, you’ve already made your point. We are all excited about expanding
into the Western market but we have to focus on the Eastern market first.
We will address that issue at a later date.

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TODAY’S PHRASES (今日のフレーズ) 
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今回は 会議の進行に役立つフレーズを2つピックアップ!

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We really need to stick to the agenda.
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▼ We need to stick to the agenda
「議題に沿う必要がある」

—-<TIPS>—————————–
このフレーズは、会議が進むうちに、話が議題から
逸れてしまうのを防ぎたいときに使われる表現です。

“stick to ~”には、「~にくっつく、~から離れない」という
意味合いがありますが、「議題から離れない必要がある」と
表現することで、「議題に沿う必要がある」ことを示しています。

同様のことを表現する言い方のバリエーションには、
“Let’s try to stick to the agenda.” (議題に沿っていきましょう)
“Can we stick to the agenda, please?” (議題に沿いましょうか?)
などがあります。

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You’ve already made your point.
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▼ You’ve made your point
「言いたいことはわかりました」

—-<TIPS>—————————–
このフレーズは、相手が
意見・主張するのを「牽制」するようなニュアンスで用いられる表現です。

直訳は「あなたは自分の主張を示しました」ですが、間接的に
「言いたいことはわかりました」ということを意味し、
「(もうわかったから)それ以上は言わなくていい」ということを暗に伝えています。

また、より強いニュアンスで相手の意見を制したいときは、本文のように
“You’ve already made your point. (「もう」言いたいことはわかりました)”や、
“That’s enough. You’ve made your point. (「充分です」言いたいことは
わかりました)”、などと表現することができます。
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▼日本語訳
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Joji:ありがとう、Jean、でも今日はアメリカへの出店について
議論をする時間がないのです。どうしても議題に沿わないといけません。
Miuraさん、付け加えることはありますか?

Mr. Miura:ええ、シンガポールは利便性が高いかもしれませんが、
コストはさらにかかります。

Jean-Paul:アメリカ店の提案を考慮してくださらず、大変残念です。

Joji:Jean、あなたの言いたいことは、もうわかりました。我々も
皆、欧米市場への拡大を楽しみにしていますが、まずはアジア市場に
集中しなくてはなりません。その件については、後日、対処しましょう。


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