使える表現

【ビジネス英語】検討を進めやすくするために役立つフレーズ

BBTオンライン(BBTO)の教材から学べるエッセンスフレーズをお届けします。

【今週のPICKS】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ ビジネスコース:レベル5-7 (2/2)◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
____________________

【登場人物】
Hiroshi: 製薬会社の営業部長
Samantha: 製薬会社 CEO(最高経営責任者)

【シーン】
営業部長のHiroshiは、CEOのSamanthaに
市場の統計データを見せている。
____________________

では、早速会話を見てみましょう!

【会話】
____________________

(Samantha)
I see. So what do you have in mind?

(Hiroshi)
I have two things in mind. We can either speed up R&D
so that we can introduce our new technology by the end of this year,
or we can start a joint venture with one of the new companies that
entered the market with their new technology.

(Samantha)
OK. Both look promising to me, but let’s hear from
the board about this tomorrow.

(Hiroshi)
Sure, and we have to make sure we make a quick decision.

(Samantha)
I’ll guarantee you that.
____________________

<注>
※ R&D: 研究開発(=research and development)
※ promising: 期待できる、見込みのある

━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━
TODAY’S PHRASES(今日のフレーズ) 
━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━
今回は、検討時のやり取りに便利なフレーズを2つピックアップ!

****************************************
So what do you have in mind?
****************************************
▼ What do you have in mind?
「どうするつもりですか/何を計画していますか?」

—-<TIPS>—————————–
“have~in mind”というフレーズは、何かの目的のために「~を計画中である」
「~を考慮中である」ということを意味しますが、文全体では、「(計画や意向・
アイデアなど)心のなかにあることは何なのか」と、相手の心中を尋ねるときに
使われる表現です。

例えば、何を食べようかと相談しているときに
“What do you have in mind?” というと、「何が食べたいですか?」

どの映画を見ようかと話しているときに
“What do you have in mind?” というと「何の映画が見たいですか?」
というようなニュアンスになります。

直接的でカジュアルなニュアンスですので、丁寧に表現すべき相手に対しては
“May I ask what you have in mind?” (お考えを伺ってもよろしいですか?)
“Would you tell me what you have in mind?” (お考えをお聞かせくださいますか?)
のように丁寧表現と組み合わせると、丁重なニュアンスを出すことができます。
—————————————

****************************************
We can either speed up R&D so that we can introduce our new technology
by the end of this year, or we can start a joint venture with one of the new
companies that entered the market with their new technology.
****************************************
▼ either A or B
「AかBのどちらか」

—-<TIPS>—————————–
このフレーズは、2つの選択肢がある状況において、
よく使われる表現です。

AとBには、例文のように文が入ることや、
“either Monday or Tuesday”のように名詞が入ることもありますが、
基本的に同じ品詞を持つ語句を用いて表現します。

似た表現に“neither A nor B”というフレーズがありますが、
「AでもBでもない」と2つの選択肢をどちらも「否定する」ニュアンスで使われます。

(例) This suggestion is neither rational nor fair.
[訳] この提案は、合理的でも公正でもない。

ビジネスでは、選択肢を提示する場面が多くあると思いますが、
そのような際には、このフレーズを駆使してスムーズに説明できると、
一目置かれるようになるかもしれません。
—————————————

____________________

▼日本語訳
____________________

Samantha:なるほど。それで、どうするつもりですか?

Hiroshi:2つ考えがあります。年末までに新しい技術を発表できるように
研究開発を速めるか、新しい技術で市場に参入した新規企業のうちの一社と
共同事業を起こすかのどちらかです。

Samantha:わかりました。両方とも期待できそうですが、
明日、取締役会でこれについて意見を聞いてみましょう。

Hiroshi:もちろんです。そして確実に早期の決断をしなくてはなりません。

Samantha:それは私が保証します。

____________________

(本文はここまで)

BBTOのレッスンが無料で体験できます!
BBTOのレッスンでは、実際の良くあるビジネスシーンの中で、
この様なフレーズを使いながら会話力を飛躍的に高めていきます。
まずは無料でできる体験レッスンで、「ビジネス英会話の世界への扉」を開いてみてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事