使える表現

【ビジネス英語】初対面でも会話が途切れないフレーズ

BBTオンライン英会話(BBTO)の教材から学べるエッセンスフレーズをお届けします。

【今週のPICKS】
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◆ ビジネスコース:レベル5-8 (1/2)◆
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【登場人物】
Cynthia: アパレルメーカーの従業員
Thomas: デパートの従業員

【シーン】
企業主催のカクテルパーティーに参加中の
CynthiaとThomasは、初対面ながらも会話を楽しんでいる。
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では、早速会話を見てみましょう!

【会話】
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(Cynthia)
Hello.

(Thomas)
Hi there!

(Cynthia)
That’s a nice scarf! From Thailand, I take it?

(Thomas)
It is, actually. I got it as a gift from a friend in Milan.

(Cynthia)
Speaking of Milan, that city is very exciting, but crazy. Don’t you think so?

(Thomas)
I guess so. Maybe it depends on what you do there. I had a very relaxing
time last time I visited my friend there. By the way, what do you do?

(Cynthia)
I’m in fast fashion. I’m a buyer.

(Thomas)
That explains it! That is probably the reason why you think Milan is ‘crazy.’

(Cynthia)
Could be, but I mean ‘crazy’ in a good way.
It’s just so diverse that you get sucked in so easily.
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<注>
※ crazy: 常軌を逸した、素晴らしい
※ diverse: 多様な、異なった
※ get sucked in: 引き込まれる

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TODAY’S PHRASES (今日のフレーズ) 
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今回は、会話を広げたいときに使えるフレーズを2つピックアップ!

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Speaking of Milan, that city is very exciting, but crazy.
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▼ Speaking of ~,
「~と言えば、~について言えば」

—-<TIPS>—————————–
このフレーズは、会話をつなぐときに便利な表現です。

会話の「つなぎ言葉」としては“So”や “By the way”がよく知られていますが、
”So”は話題を変えるのが適切そうなタイミングで「それでは、ところで」
というようなニュアンスで用いられます。また、“By the way”は、とっさの
思いつきで話題を変えるときや、全体的に話題を変えたい、というときに
「ところで」というような意味合いで使われます。

今回ご紹介する“Speaking of ~,”は、会話のなかの話題を取り上げて、そこから
話を広げていくときに便利なフレーズです。本文では、Thomasのスカーフが
ミラノに住む友人からもらったものだという話の流れから
「ミラノと言えば・・・」と、ミラノを切り口に別の話題に切り替えていますね。

キーワードだけでなく、相手の話全体から思い出したことや、
関連することから話を広げたい場合は、“Speaking of which,(そういえば)”
あるいは “That reminds me, (それで思い出したのだけど)”というようなフレーズで、
話をつなぐこともできます。

会話がなかなか続かないときは、
このようなフレーズを駆使して話を広げてみましょう。

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That is probably the reason why you think Milan is ‘crazy.’
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▼ That is the reason why ~
「そういうわけで~なんですね、だから~なんですね」

—-<TIPS>—————————–
こちらも会話を広げるのに便利なフレーズです。

相手の話を聞き、その背景などを理解したときの返答として、
「(なるほど)、だから~なのですね」、「そういうわけで~なのですね」
というようなニュアンスで使うことができます。

(例)
A: I have experience working in the United States.
B: That is probably the reason why you know their culture well.
[訳]
A: アメリカで働いたことがあるんだ。
B: (なるほど)、それでおそらくアメリカの文化に詳しくなったのですね。

ちなみに、例のように“probably (おそらく、きっと)”というような確度を
表す副詞を入れることで断定を避け、語気を和らげることができます。

なお、カジュアルな場面では、“reason”を省略して“That’s why ~ ”
と表現されることが多いですが、意味合いに違いはありません。

話を広げるテクニックは色々とありますが、まずは相手に興味を持ち、
話の背景をしっかり理解したうえで会話を広げていくことも大切ですね。
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▼日本語訳
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Cynthia:こんにちは。

Thomas:どうも、こんにちは。

Cynthia:素敵なスカーフですね。タイ製とお見受けしますが。

Thomas:実際そうなんです。ミラノにいる友人から、贈り物で頂いたものです。

Cynthia:ミラノといえば、とても刺激的ですけれど、
クレイジーな街ですよね。そう思いませんか?

Thomas:そのようですね。もしかしたら、そこで何をするかに
よるかもしれません。前回友人を訪ねたときは、とてもくつろいだ
時間を過ごしました。ところで、お仕事は何をされているのですか?

Cynthia:私はファストファッション業界にいます。バイヤーなんです。

Thomas:なるほど、そういうことでしたか。だから、
きっとあなたはミラノをクレイジーだと思うのでしょうね。

Cynthia:そうかもしれませんね、でも私がクレイジーと言ったのは、
いい意味でですよ。とても多様なので簡単に引き込まれてしまうんです。


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