使える表現

【ビジネス英語】大事なことを上手に言及するときに役立つフレーズ

BBTオンライン英会話(BBTO)の教材から学べるエッセンスフレーズをお届けします。

【今週のPICKS】
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◆ ビジネスコース:レベル5-8 (2/2) ◆
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【登場人物】
Cynthia: アパレルメーカーの従業員
Thomas: デパートの従業員

【シーン】
企業主催のカクテルパーティーに参加中の
CynthiaとThomasは、初対面ながらも会話を楽しんでいる。
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では、早速会話を見てみましょう!

【会話】
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(Cynthia)
In Milan, I often find my selections looking like someone else’s.

(Thomas)
Is there really a problem with that?

(Cynthia)
Not much in younger markets, but it makes a whole lot of difference
with other markets.

(Thomas)
It’s about pricing and affordability, isn’t it?

(Cynthia)
Yeah, partly that. How about you? What do you do?

(Thomas)
I do advertising and promotions for a department store.

(Cynthia)
Oh really?!

(Thomas)
Really! We are inaugurating our fast fashion section next month.
Here is my card. Call me if you can find time to stop by.

(Cynthia)
I definitely will. Anyway, I’ll go get us a drink. What can I get you?

(Thomas)
A mojito, please.
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<注>
※ affordability: 値ごろ感
※ inaugurate: (公式に)~を始める

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TODAY’S PHRASES (今日のフレーズ) 
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今回は、重要なことに触れるときに便利なフレーズを2つピックアップ!

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It makes a whole lot of difference with other markets.
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▼ make a difference
「違いが生じる、重要である、影響を及ぼす」

—-<TIPS>—————————–
“make a difference”は、直訳すると「(~に)違いが生じる」というような
意味合いで、そのままの意味で用いられることも多くありますが、文脈によっては
「重要である」「影響を及ぼす」というようなニュアンスでも使われます。

加えて、その「違い」や「重要度」の大きさ・質に関する形容詞を用いて、

“make a huge difference(大きな違いを生じる)”
“make a positive difference(前向きな影響を及ぼす)”

などと表現することもできます。

ところで、このフレーズは否定形でも頻繁に使われます。
「重要ではない」という意味合いから発展して「どうだっていいよ」というような
ニュアンスを出すこともできます。

(例) That doesn’t make a difference to me.
[訳] 私には、そんなことはどうでもいい。

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It’s about pricing and affordability, isn’t it?
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▼ It’s about ~
「~することが大事だ」「それが~というものだ」

—-<TIPS>—————————–
“It’s about ~”は、「(つまり)~することが大事なんです」、
「(結局)それが~というものなんです」というような意味合いで、
物事の目的や意味・本質を説明するときに使われます。

このフレーズを会話のやり取りのなかで使うことで、やや結論めいた
ニュアンスを出しつつ、話をまとめる方向に持っていくこともできます。

ちなみに、“about”の前に“all”を用いると、「結局のところ・要するに~と
いうことだ」と、結論的なニュアンスを強調して表現することもできます。

(例) It’s all about making the greatest efforts possible .
[訳] 結局のところ、最大限の努力をすることが大事です。

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▼日本語訳
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Cynthia:ミラノでは、自分のセレクションが他の誰かの作品のように
見えることがよくあります。

Thomas:何か大きな問題でもあるんですか?

Cynthia:年齢層の低いマーケットではそうでもないのですが、
その他のマーケットでは、とても重要なんです。

Thomas:つまり、価格設定と値ごろ感が大事ということですよね?

Cynthia:ええ、多少はそうですね。あなたはどうですか?ご職業はなんですか?

Thomas:私はデパートの広告宣伝と販売促進を行っています。

Cynthia:そうなんですか!?

Thomas:そうなんです!当社は、来月ファストファッション部門を始めるところなんです。
これが私の名刺です。立ち寄るお時間があったらご連絡ください。

Cynthia:必ず連絡しますね。それはそうと飲み物を取りに行きますね。
何がいいですか?

Thomas:モヒートをお願いします。


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