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【English Learning Tips】注意する場面での建設的な話の持っていき方

前回は、励ますときに有効な表現をいくつかご紹介しましたが、時には部下や同僚に苦言を言わなければならないこともありますよね。
ですが、頭ごなしに注意してしまうと、険悪なムードになったり相手のモチベーションを下げてしまったりと、建設的に話を進めるのはなかなか難しいものですね。

ではどんな切り口で相手に働きかけるとよいのでしょうか。今回は、そんなときに効果的なフレーズを場面別にいくつかご紹介します。

注意する場面で効果的なフレーズ

場面1:頼んだ仕事がイマイチだった!

作成を任せた資料の出来がイマイチだった — そんなときは否定から入らずにまずは相手への信頼を伝え、そのうえで指示などを出しましょう。

▼お役立ちフレーズ
・I know you can do better than this. Can you make it more precise?
・I know you’re trying hard, but you need to work on the clarity of your message.

場面2:問題発生!

部下が発注ミスをしてしまった — そんなときは頭ごなしに注意するのではなく、まずはトラブルが起こった経緯や原因を聞き出してみましょう。

▼お役立ちフレーズ
・How did this happen? Could you give me some more detail?
・Do you have any thoughts about what the cause might be?
・Can you think of anything that might have caused it?

場面3:やる気がない・・・

同僚のやる気がない — そんな相手にいくら「がんばれ」と言っても、簡単には前向きになってもらえないですよね。そんなときは「何かできることはないか」と自ら歩み寄ってみると心を開いてくれるかもしれません。

▼お役立ちフレーズ
・You seem a bit flat recently. Is there anything I can do for you?
・You seem kind of down. Is there anything you want to talk about?

日本語でのコミュニケーションと同様ですが、苦言を呈するような場面でも、相手に敬意をもって接することが大事ですね。

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