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English Learning Tips「文法は『習ったら慣れよ』」

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『BBTオンライン英会話』です。

みなさん、文法は好きですか?
「文法大好き」という方は少数派かもしれませんが、文法は英会話を習得するうえで、欠かすことができないものですよね。
今回は、そんな文法の重要性について、みなさんと一緒に再確認してみたいと思います。

まずは、こちらの2文をご覧ください。

1) I like you. 
2) I liked you.

上記2文は、基本構造は同じで時制だけが違います。時制が違うだけですが、意味が全く異なります。
1)「今現在、あなたのことが好きだ」
2)「あなたのことが好きだった。今はどうかわからない(嫌いかもしれない)」
英文としてはほんのわずかな違いのようですが、時制を間違えると、とんでもない間違いになる可能性もあるという例です。

もうひとつ例を見てみましょう。

1) I like dogs.
2) I like the dog.

今度の例も、基本構造は同じですが、目的語の “dog”の部分だけが違います。
1) 犬が全般的に好きであること
2) ある特定の犬のことを指して「『あの犬が』好きだ」
ということを意味し、こちらも意味は大きく異なります。
これを使い分けるには、定冠詞に対する理解が大切ですね。

さて、今回ご紹介した2つの例だけでも、文法の重要性が垣間見えると思います。
とはいえ、英会話で必要なのは、高度な文法ではなく、中学で学ぶ基礎文法の知識です。
そして、それは頭だけでなく、使うことによって定着するものでもあります。

上達を左右するのは、得た知識を自分の言葉として使っているかどうか、つまり「習ったら慣れよ」をどれだけ実践しているかどうかです。
英会話を練習するときは、次々と高度な文法知識を得ることよりも、基礎文法の知識を根気よく使って、文法の運用力を伸ばすことを優先しましょう。
何度も何度も言ってみる、それが会話力を次のレベルへと押し上げてくれる、筋トレのようなものとなるでしょう。

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