外国人との会話を続けるためにできること

あの人はどうして外国人とあんなに話が続くのだろうと、うらやましく感じたことはありませんか?やっぱり英語力がある人は違うなと、自信をなくしてしまう方もおられると思います。しかし、英語力があることと、会話を長く続けられることとは別の話です。英語力や慣れは影響しますが、重要なことは、事前の準備です。話題提供や質問について事前に十分な準備をするほど、外国人との会話を続けやすくなります。
今回は、外国人との会話を続けるための準備のポイントをご紹介します。

自己紹介を膨らませる

一つの方法として、自己紹介を膨らませるというものがあります。例えば、自己紹介の際に、「趣味はサッカーです」と伝えるとします。この際に、単純にそれだけを伝えるのではなく、関連する情報についても説明できるように準備しておくのです。
例えば、
「いつからサッカーをやっていたのか」
「どれぐらいの頻度でサッカーをするのか」
「サッカーなのか、それともフットサルなのか」
「(フットサルが一般的でない国もあるため)フットサルはどういうものか」
「日本ではサッカーやフットサルがどの程度普及しているのか」
等。このように、一つの趣味についても、様々な形で話題を膨らませることが可能であり、場合によっては、相手の国ではどうなのかと、質問に繋げることもできます。

質問を準備しておく

外国人への質問を事前に準備しておくとスムーズに会話を進めることができます。
例えば、日本での会議を想定した場合、「いつ日本に着きましたか?」は誰でも気になりますが、合わせて以下の質問をすることが考えられます。

「何時間のフライトでしたか?」
「時差には慣れましたか?」
「普段、どれぐらい飛行機に乗る機会がありますか?」
「日本に着いてから今日までは何をされていましたか?」

このように、いくつか質問のパターンを用意しておくだけで、スムーズに会話を続けることができます。

グローバルなコミュニケーションには積極性も重要

外国人といっても色んな方がいます。日本人に比べると、外国人の方が積極的に発言、主張する傾向にはありますが、消極的で受け身の方もいらっしゃいます。仕事でそういった方とも話をする必要があったり、自分のことを認識してもらう必要がある場合には、こちらから積極的に話しかけていく必要があります。
英語が苦手だから英会話が続かないと言って諦めるのではなく、どうすれば会話が続くかを考え、丁寧に準備をしておくことが大切です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事