受講生の声

マネジメントコース 体験記

マネジメントコースはグローバルマネージャーが遭遇する様々なビジネスシーンを想定して、実践英会話を学ぶだけでなく、課題解決方法を英語で学ぶという目的が含まれているコースです。
そのようなマネジメントコースの紹介と体験した結果感じた“体験記”を披露させていただきます!

レッスン1は管理系の「人材と人事」カテゴリで、トピックは「採用ニーズの見極め」です。

具体的に与えられる役割は、最近着任したばかりの米本社・人事部長。早速採用担当マネージャーから今後立ち上がるプロジェクトに必要な人員の採用について承認を求められる、という設定で、最終的には担当マネージャーと話して意思決定することが求められます。

詳しいレッスン内容に入る前にマネジメントコースのテキストについてご説明しておくと、各レッスンは次の5つのパートから構成されています。
1.プロブレム(Problem=課題)
2.ゴール(Goal=習得するべき表現)
3.リフレクション(Reflection=留意事項)
4.プラクティス(Practice=演習)
5.ソリューション(Solution=解決)

レッスンのシチュエーション・解決すべき課題が提示されるのが「プロブレム」、その課題解決のために必要な、レッスンで習得する英語表現が「ゴール」、言葉とニュアンスに関する重要ポイントのまとめが「リフレクション」、それらを踏まえて短いロールプレイで練習するのが「プラクティス」、そして最終的にメインの課題解決に向け講師とロールプレイを行うのが「ソリューション」、という具合です。

こうしたレッスンが、通常3回のセッションで終了するペースで進行するのですが、私の場合もちょうど3回で終わりました。

★1回目のセッションはミア・パストラナ講師と。
いよいよレッスン開始です。

1.プロブレム

レッスン1の課題が提示されるこのパート。
まずは画面に映し出されたテキストのページを音読するよう指示されます。
(以降もページが変わる度に最初に一通り音読します)

内容は上述の通り、先週アメリカ本社の人事部長に着任して云々・・。
講師が自分の言葉で内容を要約してくれますが、導入部分で特に難しい部分もないので先に進みます。

ここでは課題が更に詳しく説明され、講師にはこのレッスンのシチュエーション・自分に与えられた役割・解決すべき課題がきちんと理解出来ているか、自分の言葉で説明することが求められました。

理解は出来ていても上手く説明できない部分は講師が文章を完結出来るよう導いてくれたり、言い換えてくれたりしました。

2.ゴール

レッスン1で習得すべき表現が提示されるパートです。

採用ニーズを明確にして評価するため、採用に関する部下の発言を確認する表現が並びました。
表現自体に特に疑問点がないことを確認し、先に進みます。

ここでは最終的なロールプレイに似た会話が登場して、前ページで提示されたゴール表現が正しく使えるか確認するため、会話中の空欄を埋めることが求められます。

会話を読み終えた後は、主要な部分について理解出来ているか幾つか質問されましたが、いずれもストレートな質問で、特に難しいと感じた点はありませんでした。

3.リフレクション

ここはゴール表現を使う際のポイントをまとめたパート。

ポイントは、相手の話の内容を明確にするには、まずは理解していない部分を相手に伝えること、次に自分の言 葉で言い換えてみて自分の理解が正しいか確認することが重要ということ。

またニュアンスについては、会話の最中に相手の話を遮ることは日本では失礼とされていても、英語圏では分からない点があればその場で積極的に確認することが正しいマナーである、ということ。

テキストに書かれている上記の点、またそれ以外の点についても、講師は具体例を挙げながら丁寧に説明してくれました。

ここで1回目のセッション終了です。

★ 2回目のセッションはアラン・ブランチコム講師と。
前回セッションの情報は引き継がれていて、続きからスムーズにスタートします。

ここではリフレクションポイントを踏まえた演習を行います。
相手の発言を確認するためのゴール表現が必要となるシチュエーションが3つ用意され、それぞれ短めではあるものの本格的なロールプレイを行います。

ここはロールプレイだけに台詞がないのはもちろん、会話の具体的な内容もテキストには書かれていないので、ビジネスにおける実際の会話さながらに相手の話を聞き、自分の頭で考え、言葉にし、話を続けていかなければなりません。

使うべき表現は頭に入っていても、スラスラと発言する講師に対して同じペースで切り返すことはなかなか難しいもの。内容確認のために遮らなければ!と思ってもタイミングを掴み損ねたり、言うべきことがすぐに思い浮かばず会話が途切れそうになったり、苦戦を強いられました。

しかし会話が続くように、こちらの発言を引き出すように、講師がスカイプのチャット機能も使いながら上手にリードしてくれたので、なんとか3つのロールプレイにおける目標をクリアすることが出来ました。

4.プラクティス

ここはこれまでの内容を踏まえて、最後のソリューションの準備として、メインのシナリオに似た2つのシチュエーションでロールプレイの練習をするパートです。

1つ目のシチュエーションでは、アパレル企業のオーストラリア本社の人事部長。 新しい店舗のオープンを控え多数のスタッフを採用したいと主張するマネージャーを相手に理由を聞き出し、採用ニーズを検証することが求められます。

リフレクションのロールプレイは特定の表現を使うことに重点が置かれていたのに対し、プラクティスのロールプレイではもう一歩進んで、最終的に課題解決(意思決定)することまで求められるので、一層難易度が上がります。即興的な会話力だけでなく思考力まで求められるので、頭まで鍛えられている感覚です。

しかし、リフレクションのロールプレイからの流れで使用するべき表現に慣れてきており、講師による会話のサポートも引き続きありましたので、苦労しながらも最後には課題解決に到達することが出来ました。

ここで2回目のセッションが終了。

★ 最後(3回目)のセッションはビア・プトウリン講師と。
また前回の続きからスタートです。

2つ目のシチュエーションでは、コンサルティング会社の香港支社の共同経営者。 新規プロジェクト担当として追加人員を採用したいとする人事部マネージャーと話してプロジェクトの詳細を確認し、採用すべき人材の要件定義をすることが求められます。

2つ目のロールプレイということで、前回の復習とそれを受けた予習がものを言い、講師は色々な情報を持ち出して次々とゴール表現を使うよう暗黙で促してきましたが、1つ目よりはスムーズに進み、結論を出すことも出来ました。

5.ソリューション

いよいよレッスンの総仕上げ、これまでの内容全てを活かし、メインの課題解決に向けたロールプレイを行なうパートです。

ロールプレイに入る前に、もう一度課題をレビューし・・

会話を進めていくために押さえておくべきポイントを確認したら、最終ロールプレイの開始です。

私はプロジェクトをアウトソースする結論に持っていこうと考えていましたが、何を言っても講師に新たな事実をもって論理的に上手くかわされ、新たに社員を採用する結論を出さざるを得なくなってしまいました。

それでも一応はソリューション。これで終了かとちょっと安心したのも束の間。なんと講師はそこで終わりにはせず、新規採用の結論を受けて今後どのように採用活動を行うべきかという、テキストには書かれていない質問で判断を求めてきました!

それまでの部分についてはある程度準備がありましたが、ここからの展開は想定外であり、何も用意がなかったので、益々言われるがままとなり、議論劣勢のままタイムアップとなってしまいました。

リフレクションやプラクティスのロールプレイも同様でしたが、ソリューションのロールプレイでは特に、自分が快適だと思うレベルより一段上に講師が先回りしていて、そこから鍛えられているのだと感じ、非常にチャレンジングでしたが、つまずけば、しっかりフォローして引っ張り上げようとしてくれるので、学びや気づきが多く、学習意欲も奮い立たされる思いでした。

これで3回目のセッション、そしてレッスン1が終了しました。

レッスン全体を振り返ると・・・

課題設定が明確で、最終的にその解決に至るための道筋が中間パートを通して的確に整えられていたのだと、改めて納得させられます。

特定の英語表現を習得することが目標ではない英会話レッスンは一見ユニークですが、言語はあくまでコミュニケーションの目的を達成するための手段ですので、目的を定めた上で、そこに到達するツールとしてテーマに即した英語表現を繰り返し使いながら習得し、更には英語自体の上達を目指すという手法は、非常に合理的で効率的であるように感じました。

このようなレッスンですので、講師はいわばファシリテーターの役目を務めることが求められ、その役割は重要ですが、今回受講した3人の講師は上手くその役目を果たして、私のレベルやペースを見極めた上で、常に後押しするように導いてくれました。

受講する側として大事な点は、レッスンに対して受け身ではいけないということだと思います。
講師の話を聞いているだけ、発言を真似するだけ、テキストを読んでいるだけでは課題を解決出来ない=つまり英語というツールを使う練習にならないからです。
トピックに関する知識・経験が乏しくても、自分の持っている知見とテキスト・講師から得られる情報を総動員してソリューションを目指す事が英語力アップに繋がると思いました。

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